Brass Embouchures: A Guide For Teachers and Players

On November 8, 2009 I gave this presentation to the North Carolina Music Educators Convention, held in Winston-Salem, NC.  I was pleasantly surprised to have a generally full room of musicians and music educators who mostly seemed genuinely interested in learning more about a topic that is typically ignored in favor of a “let the body figure itself out” practice.

In order to make this information more accessible for both my NCMEA audience as well as to the general public, I created a video that includes my slide show notes, video footage, and the narration from my presentation.  I have uploaded this video to my YouTube channel in six parts.

There was a glitch that happened to some of the video in a couple of these videos, resulting in a still image in place of a video clip.  I tried to correct it, but the exact same glitch happened, so I ended up leaving the uploaded videos alone, as I think the general point still got across during those sections.

I’ve been asked a couple times if I minded someone downloading and saving these videos to save or to show in a situation where there is no internet access.  If you’re involved with music education (teacher or student) and would like a DVD copy you can contact me by leaving a comment below and I will try to get one mailed out to you.  I don’t charge for the DVD, so it might take a little time for me to get around to burning you a disc and getting it into the mail.

Scott

Thank you for this, Dave! I have had amazing results in just a few weeks. Added a bit of horn pivot and lip motion and wow — huge tonal improvements.

Dave

Glad you’re finding it useful, Scott. Just to clarify, I prefer not to use the term “pivot,” but instead use “embouchure motion.” Most people will use “pivot” to talk about changes in the horn angle, which can accompany the embouchure motion, but it’s the pushing/pulling of the mouthpiece and lips together as a unit that needs to be addressed first (usually).

Thanks for stopping by!

Dave

Dave

Hi, Kevin.

It’s probably nothing to be worried about, but if the mouthpiece is irritating your skin talk to your doctor about it. You might try using a mouthpiece with a plastic rim. Some people have sensitivity to the metal.

If it’s not bothering you, don’t worry about it. Lots of people get a mark from the mouthpiece and it usually will go away on it’s own after you haven’t played for an hour or so.

ホルンのアンブシュアについて〜David Wilken氏の記事〜 | バジル・クリッツァーのブログ

[…]   David Wilken氏(以下、ウィルケン)のウェブサイトより、記事「Even more on Horn Embouchures 」(原文こちら)の翻訳です。   – – – – – – – – ホルンのアンブシュアについて – – – – – – – –   マウスピースを置く位置が演奏者のアンブシュアの形と機能に対して担う役割については、数多くの著者によって個別に確認され、詳しく記録されてきている。   透明なマウスピースと高画質のカメラが無かった時代は、指導者たちがアンブシュアタイプの存在に気づいていなかったのも仕方がないことかもしれないが、こんにちではこの事について多様な情報源があり、写真や動画による証拠がそれを補強している。   ではなぜ、わたしたち金管楽器指導者たちは、もう時代遅れのアンブシュア理論に頼ってしまいがちなのだろうか?   古典的な情報源も、金管指導とアンブシュアの理論の歴史的な変遷を見るうえでは確かに興深い。ホルンの奏者のフィリップ・ファーカスがよい例だ。   彼が著書「The Art of Brass Playing」で金管のアンブシュアについて誤った仮説を示したことはよく知られている(もしかしたら知られていない?)。この仮説が不正確であることは、彼自身が後にまとめた著書「A Photographic Study of 40 Virtuosi Horn Players」で彼自身により明らかになっているのだ。   誤りのある古いモデルの方を多くの金管指導者いまだに使って教えているのはなぜだろうか?ファーカス自身が誤りを証明しているにもかかわらず(英語)。     「A Photographic Study of 40 Virtuosi Horn Players」において、なぜかファーカスは掲載している写真に関して解説をしなかった。収集された写真を読者にただ提供し、読者自身に解釈を委ねたのだ。 この研究を経て、ファーカスがどのような結論をを付けたかご存知の方はいるだろうか?彼は教え方をどこかの時点で少しでも変えたのだろうか?   Wendell Rider はホルン奏者で指導者でもあり、ぜひ読んで触れてほしい。彼の考えはたくさん公開されているので(英語)   以下は、Rider氏からもらったコメントと、それに対するわたしの返答である。     Rider氏: ホルンの場合、マウスピースを下唇の赤い部分より下に置くかどうかでは、他の金管楽器より大きな差が現れる。より広い音域を演奏するからだ。トロンボーンでは、口全体がマウスピースの中に収まるから、そうではないのだろう。マウスピースの中に全部収まるのだから、マウスピースの位置に関係なくそれイヤでもよいアンブシュアを形成させるし、そうではなくても位置による結果のちがいはほとんど無いであろう。よいアンブシュアとは、うまく振動し、筋肉がコントロールできて、両唇がよい距離感を保てるようなセッティングのことだ。一般化し述べたのはたしかだが、何を言いたいかは分かってもらえる思う。ホルンでは、マウスピース自体がよいセティングの邪魔になることが他の楽器より起きやすいのだ。     ….ある程度まではわたしも同意できる。しかしあらゆる金管楽器奏者を精査すると(詳しくはこちら:英語)、 どの楽器にも同じ基本的なアンブシュアパターンがあることが浮かび上がってくる。   より音が高い楽器の小さいマウスピースは、低音金管楽器の大きいマウスピースに比べると、マウスピースを置く位置が奏者のアンブシュアにもたらす変化は大きい。トランペットやホルンの場合、ほんのちょっとマウスピースの位置をずらすだけで、マウスピースのカップ内の上唇と下唇の割合を逆転させることがあり、これはアンブシュアタイプの完全な変更をもたらす(アンブシュアタイプについて詳しくはこちら/英語)   しかしこれも結局は程度問題である。低音金管楽器奏者の場合、大きなマウスピースはそれはそれで小さなマウスピースと異なる問題の種になる。マウスピースをかなり高いもしくは低い位置に置く必要があるタイプの低音金管楽器奏者は、鼻や顎が邪魔になることがある。ホルン奏者やトランペット奏者はふつうはこのようなことに悩まされることはない。   高音金管楽器奏者で分厚い唇の持ち主は、自分に合った正しい上下の唇の割合を確保するためにマウスピースを唇の赤い部分の中に置く必要があるケースがある。一方で低音金管楽器奏者の場合、同じ割合を得る際にマウスピースの上側のリムは上唇の赤い部分より上に置かれるだろう。     Rider氏 ほとんどの奏者にとって、下唇の赤い部分より下にマウスピースをセッティングすることは低音域に問題をもたらすだろうし、おそらく音域間でのアンブシュアの明らかな「断絶」ももたらす。これは音域間での移動を難しくさせ、多くの場合比較的薄く硬い音にさせる。こういう結果にならない例外は、非常に薄い下唇の持ち主の場合であるが、そういったひとは非常に少ない。     ….第一に、奏者の唇の相対的な薄さや厚さはその奏者にもっともふさわしいアンブシュアタイプとは関係しないし影響を与えないようだ。少なくとも、唇の厚さ以外にもアンブシュアの形と機能に影響を与える要素はいくつもあるので、厚さで以っての一般化はわたしは避ける。実験結果は アンブシュアタイプと唇の厚さの有意な相関を示さないのだ。   第二に、下唇の割合が多いようなマウスピースの置き方は、ホルンに限らず全ての金管楽器において少数派であるということを明確にしておきたい。左利きの比喩をこれに関してわたしは好む。金管楽器奏者の大半は、下方流方向の息の流れになるアンブシュアタイプのどれかで演奏した方がうまくいくのだ。上方流方向の息の流れになるアンブシュアタイプの持ち主は左利きのひとたちみたいなもので、一般的ではないが、本当に左利き/上方流方向アンブシュアのひとはちゃんと左利き/上方流方向でやっていくことが成功に不可欠なのだ。これに関して統計的数字を出すには十分な量のランダムサンプルを収集できていないが、現在のわたしの推測では、全金管楽器奏共通に、上方流方向(マウスピースの位置は低め)のアンブシュアタイプでこそいちばんうまく演奏できるような解剖学的構造を持っている奏者は全体の15%を占めると思う。   ホルンの場合はマウスピースの大きさが異なるからという理由で、上方流方向のアンブシュアに関して話がちがってくるという意見を受け入れるには、わたしにはその証拠を見る必要がある。   ホルンと同じように、小さいマウスピースで演奏しているトランペット奏者たちを見ていると、むしろ他の金管楽器より上方流方向の奏者は多いくらいだ。低音金管楽器の場合、マウスピースが大きいため、上方流方向奏者(=マウスピースの位置は低い)は顎が邪魔になるのでマウスピースを低く置くことが困難になるという面はあるのかもしれない。   ホルン奏者はそういう問題はなさそうではあるが、上方流方向奏者はトランペット奏者に比べて少ないように見受けられる。わたしの考えでは、これは下方流方向のアンブシュアタイプのいずれかに属する奏者による著述に依拠した伝統的なホルンの指導法が原因としてより関係しているのではないかと思う。   わたしがRider氏の観点において異議を唱えたいのは、彼が上方流方向のアンブシュアタイプを「例外的」としているところえある。すべての金管奏者のアンブシュアは個別に異なっており、アンブシュアタイプに当てはまるものでも個別に異なっているのだ。そういう意味ではすべてのアンブシュアが「例外的」なのである。 教育法的な観点から述べると、異なるアンブシュアタイプに関するより完全な理解を試み、それらがタイプごとにどのように異なる機能の仕方をするかを知る方がよいと思う。でないと、結局は運頼みの当てずっぽうで指導をしていることになり、自分とは異なる、あるいは自分の知らないアンブシュアタイプの生徒に出会ったときに、自分の指導で生徒を壊してしまわないように願うばかりになってしまう。     Rider氏 ハイスピードカメラによる記録はわたしもとても興味深いと思うが、それを用いた分析の軸足がまずなによりも息の流れる方向にばかり置かれており、撮影や分析に関わったひとたちが何よりもそれだけを探し求めているかのようだ。そう感じたのは間違いだろうか?     Lloyd Leno氏がハイスピードカメラと透明なマウスピースを使って研究に取り掛かったとき、実は彼は息の流れでなく、演奏している音程の振動数と同じ振動数で唇も振動しているのかどうかを確認しようとしたのだ。これは当時の金管指導者たちの議論の種だったのだ。(結果的には唇もその振動数になっていることが分かった)   最初の研究を実施したとき、彼は被験者のうち4人が下方流方向アンブシュアで、1人が上方流方向アンブシュアで演奏していることに気づき、驚いた。そこでこの現象をもっと調査することにし、それが下のビデオ(英語)を生むに至った。     Lip Vibration of Trombone Embouchures. トロンボーンのアンブシュアの唇の振動   (これらのWilken氏による解説記事はこちら。英語。)     彼はアンブシュアタイプの持論を証明しようと調査を始めたのでなく、別の意図で始めた調査において集まったデータの分析中に結果的に気づいたのだ。   マウスピースを置く位置が息の流れの方向に対して与える影響については、何人もの著者 (ラインハルト,ファーカスTurnbull, Gibson, など)によって記述されており、簡単に確認できる。しかしわたしはこの著者たちの言葉も、わたし自身の言葉も鵜呑みにすべきだとは思わない。 透明なマウスピースは購入できるし値段もリーズナブルである。ぜひご自身で確認してみてほしい。     Rider氏 わたしは、息の流れの方向は、唇の正しいセッティングと両唇を近づけあったり開いたり距離を保ったりする能力に比べると、演奏をうまくいかせるうえであまり関係ないと思う。最終的には、振動数が肝心なのだ。いろいろな理論や方法論が強調されているが、高い振動数のときアンブシュアは何かしらタイトで狭められたものになり、低い振動数のときは大きくゆるい(ただしコントロールされてはいる)ものなのだ。 息の方向を変えるとき、それは上下の唇を互いに近づけるか遠ざけるかの動きを行うひとつの方法だ。唇同士が重なり合ってしまって振動をダメにしてしまわない限りは、上下の唇を互いに近づけるもしくは遠ざけることに有効である。そういう意味では、息の流れという観点からいくつかの結論を引き出すことはできるが、息の流れの方向からの指導によって起きうることを思うと完全な方法論であるとは思えない。いろいろなことが起きる可能性がありすぎるからだ、悪いことも含めて。     高い音はより速い振動をより小さいアパチュアとより少ない唇の振動範囲を用いることを、低い音はその逆を必要とすることはその通りだ。しかし透明マウスピースを用いてうまく働いている金管アンブシュアを観察すると、上か下の唇のどちらかが一方より必ず優位になっており、それにより上方か下方のどちらかへ息が流れていることを知ることができる。また、奏者によっては唇を重ね合わせていることがある。その重ね合わせ方はときに正しく、ときに誤っている。   どちらの唇が優位に働き息がどちらない流れているかという観点からの方法論はそれ自体において完全な方法論ではなく、状況において適切なら使うことができるツールにすぎない。   この動画は、適切な状況の例だ。(英語)     チューバ奏者のアンブシュア Rider氏 ホルンの場合、マウスピースがアンブシュアの機能に関わってくることが多く、しかも邪魔をしてしまうようなことが多い。振動が邪魔されない状態を維持するには、わたしたちはアンブシュアのどの位置にマウスピースを置くかを気をつけなければならない。マウスピースが動きの自由さを邪魔しているかもしれないし、唇を重ね合わせ過ぎていれば唇が垂直に重なるような形でぶつかり合うことで振動を途切れさせてしまうからだ。マウスピースを下唇の赤い部分のいちばん下のところにセットすることで下唇の力を活用することができる。また、そうすることで下唇の巻き込みも予防できる。このようなセットするポイントを確立していることは、様々な音域を自由かつ一貫的に演奏することに大いに役立つ。これはトロンボーン奏者がするであろうこととほとんど同じなのだが、ホルンの場合はマウスピースを置く位置が誤っているとよっぽど難しくなってしまうのだ。     Rider氏の言うように、マウスピースは振動に影響する。これはホルンやトランペットだけでなく全ての金管楽器にとってもそうだ。 やはりこれも程度問題なのだ。   Rider氏の描写したマウスピースの置き方は、これは彼自身の上下の唇の使い方を表したものであり、多数派的なアンブシュア奏者のアンブシュアの働き方はいずれもこれに似ているようだ。   わたし自身アンブシュアは、トロンボーンを演奏しようが他の金管楽器を演奏しようが Rider氏の描写しているものとほとんど正反対の働き方をする。   上方流方向のアンブシュアタイプを持つホルン奏者の例として、デニス・ブレイン、フィル・マイヤーズ、ブルーノ・シュナイダー、テレンス・ジョーンズといった者が挙がる。このような上方流方向のアンブシュアタイプの奏者たちはこのアンブシュアタイプに適した解剖学的構造を持っているので、演奏しているときの感覚はRider氏の描写したものとは異なることになる。     Rider氏 ホルンの場合、上唇の赤い部分の範囲内にマウスピースのリムを収めることは危険ですらあると思う。それは、大多数の人にとって上唇の方が下唇よりよっぽどデリケートで痛めやすいからだ。これは強いプレスを用いるより年配の奏者たちにとってはとくに問題だ。もちろん唇というのはその大きさ、形、対称性、筋肉の構造において非常に多様なので、ひとによっては酷使に耐えられる量は多いだろう。ただし、年齢による衰えということには注意せねばならない。     上唇が圧力に対して下唇より敏感なのはその通りだが、これは赤い部分だけでなく唇全体においてそうなのだ。   マウスピースの重さを若干下唇に対して多めにかけておくというのは全ての金管楽器奏者にとって良いアドバイスだと思う。   さて、もし低い位置にマウスピースを置く上方流方向のアンブシュアに適した解剖学構造を持っていないのにマウスピースを上唇の赤い部分に収まるような位置に置こうとすれば、間違いなく上唇に対して圧力をかけすぎることになる。   しかしながら、マウスピースを上唇の赤い部分に収まるような位置に置くのが最適なアンブシュアタイプの持ち主にとっては、このような置き方でも普通は上唇に対する圧力をあまり必要とせず、むしろ上唇優位な置き方をしたほyが上唇に圧力をかけすぎる結果になってしまうのだ。   より一般的である下方流方向の奏者の方にはわたしの言葉を信用していただくほかない。上方流方向のような置き方・吹き方をすると Rider氏の描写するような問題を抱えることになるからだ。     余談だが、マウスピースを低い位置に置く上方流方向のアンブシュアタイプが最も適している奏者たちは、なぜか下方流方向タイプのアンブシュアで無理やり吹いてしまうことができる傾向ができる。ただし、もちろん本来適したアンブシュアタイプで演奏するときほどうまく機能することは決してないが。   一方で下方流方向アンブシュアタイプの奏者たちのほとんどはどうあがいても上方流方向のアンブシュアタイプで演奏することがどうしてもできない。     マウスピースを当てる位置がどれだけ高かろうと低かろうと、マウスピースの一部は上唇の赤い部分に触れることになる。当てている位置がその奏者の解剖学的構造に適した場所であり、その奏者がその奏者に適したアンブシュアタイプで演奏してさえいれば、誰にとっても上唇にかかる圧力は問題なくやっていけるものだ。   そのマウスピースの位置をその奏者にとって不適合な場所にずらすと、赤い部分に収まっていようがいまいが、上唇に対して圧力をかけ過ぎるリスクを抱えることになる。     根本的に、わたしはRider氏やほかの著者のことを誤っていると証明しようとしているわけではなく、彼らの示している情報の不完全な箇所を指摘しているだけだ。   このような公開討議を行うことは、ファーカス、ジェイコブス、ラインハルトその他といった著者たちの仕事からさらに前進するために必要不可欠だと思う。   そのアドバイスどのように自分に最適化して活かすかを考えてみることなく、他人が書いたことをそのまま受け入れることはやるべきでない。   自分のための最適化の方法を学ぶには、わたしたちは互いに自らのバックグラウンドや根拠を示し合い、なぜ互いの結論が異なるのかを理解する必要がある。   もっと多くのホルン奏者が、そして全ての金管奏者が、インターネットで自身のアンブシュアについての考え方を説明し、また弁護してくれることを願う。   今回、こうして聡明にも意欲的にこのやり取りを公開することを歓迎してくれたRider氏とエリクソン氏(訳注:このやり取りが公開された HornMatters の管理人)にお礼を申し上げたい。       Tweet // 【無料メルマガ 】 ジュ リアード音楽院やギルドホール音楽院、バークリー音楽院から英国王立音楽大学など世界のトップレベルの音楽教育機関で、演奏家の才能を守り育てるために必 須となっている心身教育メソッド「アレクサンダー・テクニーク」。無料メルマガですが、配信内容は豊富で出版されているあらゆる本より分かりやすく、役立 ちます。 日 本初の金管専門家でアレクサンダー・テクニーク教師&ホルン奏者、バジル・クリッツァー が発信するメールマガジンです。◎アレクサンダー・テクニークが管楽器演奏への具体的な応用◎私のアレクサンダー・テクニークと管楽器の応用を研究の歴史 ◎レッスンの内容やスケジュール案内◎ワークショップの割引ご招待 etc を無料配信。   // […]

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[…]   David Wilken氏のウェブサイトより、記事「The Three Basic Brass Embouchure Types」(原文こちら)の翻訳です。     – – – – – – – – – – 3つの基本アンブシュアタイプ – – – – – – – — – –   多数の金管奏者のアンブシュアを注意深く観察していると、楽器や練習のやり方に関係なく、ある特定のパターンが浮かび上がってくる。   全ての金管楽器奏者に普遍的に見られる二つの特徴=「唇を通過する息の流れる方向」と「歯に沿ってマウスピースと唇を押し上げたり引っ張り下げたりする動き」を用いることで、全ての金管奏者のアンブシュアを3つの基本的なタイプに分類することができる。   このアンブシュアタイプはそれぞれかなり異なる機能の仕方をするので、金管指導者にとってはこれを理解するのが大切である。同じ指示を与えても、各タイプによって反応の仕方が異なるからだ。   タイプごとに適切なアンブシュアの形を理解できると、それは指導者にとって生徒をもっと効果的に教えることの助けになるし、生徒がそのひと自身の解剖学的構造に適していないアンブシュアの作り方をしている場合そのことに気づくことができる。 また、生徒が深刻なアンブシュア機能不全に直面している場合、問題の真の原因を発見し、問題の修正をいかに進めるかの最善の手立てを講じることの助けにもなる。   もっと読み進める前に、この記事でわたしが   「息の流れの方向」 「アンブシュア動作」   という言葉を使う際、正確に何を意味しているかを理解しておいてもらうことが必要だ。   「息の流れの方向」に関する記事はこちら(英語) 「アンブシュア動作」に関する記事はこちら(英語)   (訳注:簡単な説明は日本語での この記事 と この記事 に登場します)       【超高位置タイプ】 超高位置タイプの写真   このタイプのアンブシュアは、もっともよくあるアンブシュアのひとつだ。このタイプの奏者はマウスピースカップ内において上唇が75%~90%を占めるようなマウスピースの当て方をする。低音金管楽器の場合、鼻にかなり近い場合もある。   このタイプの奏者は普通は上下の歯をだいたい揃えて演奏しており、またマウスピースの角度はまっすぐに近い。   このタイプのアンブシュア動作は常に、音域を上がるにつれてマウスピースと唇を押し上げ、(訳注:別の金管的表現で言うと、「真ん中に集める」)、音域を下がるにつれてマウスピースと唇を引っ張り下げる(訳注:「張る」)。   超高位置タイプの奏者たちは、高音域の発達にあまり苦労しない傾向があり、低音域の鳴りをよくするために努力を必要とすることがある。   このタイプの奏者の音は、明るくクリアな音と表現できることが多い。       【中高位置タイプ】 中高位置タイプの写真   中高位置タイプのアンブシュアもとてもよくあるタイプである。   超高位置タイプと同じく、マウスピースのカップ内において上唇が下唇より多くを占めるような当て方をする。ただし、中高位置の場合は、超高位置より真ん中寄り(上下で見た場合)になる傾向があり、上唇の割合は50%~75%程度である。   中高位置タイプの奏者は若干顎が後ろにある位置で演奏する傾向があり、これによりマウスパイプの角度は少し下がり目に傾く。ただし、例外もいくつかある。   この中高位置タイプと先述の超高位置タイプを区別する特徴は、中高位置は超高位置のタイプといつも逆のアンブシュ動作を用いることである。そのアンブシュア動作とは、音域を上がるにつれてマウスピースと唇を引っ張り下るということだ。   中高位置のアンブシュアタイプの奏者は典型的には暗く豊かな音色を発達させることが多く、反面、これをやりすぎて高音域を犠牲にすることがある。   柔軟性は、このタイプの長所であることが多い。       【低位置タイプ】   低位置タイプの写真   この低位置タイプは、先述の「超高位置」「中高位置」=下方流方向に比べると数は少ない。   この低位置タイプの奏者は、マウスピースカップ内における上下の唇の割合が、下唇が優るようなマウスピースの当て方をする。下唇が50%~90%を占める。   この低位置タイプにおいては、他のタイプに比べてマウスパイプの角度が奏者により多様である。頻繁なのは、上下の歯を揃えてマウスパイプの角度を水平に近くして演奏しているケースである。   低位置タイプのアンブシュ動作はほとんどいつも、音域を上がるにつれてマウスピースと唇を顎先へと引っ張り下げ、音域を下がるにつれて鼻の方へ押し上げる、というものである。   低位置タイプは全体的には数が少なく稀であることもあって、大半の金管指導者は、その解剖学的特徴に適合したアンブシュアタイプの持ち主である低位置タイプの奏者たちに、不要で誤った修正を施そうとして問題を引き起こしがちである。   また、このアンブシュアタイプに属する奏者たちは、自分のアンブシュアタイプに合わない練習方法に対する反応が、ほかのタイプより敏感に現れるようだ。そのため、指導者たちはこのアンブシュアタイプが間違ったアンブシュアだと勘違いしてしまう   低位置タイプの奏者たちは往々にして明るい音を持ち、また高音域を自分の強みとする。ちゃんと低位置タイプとして演奏していれば、あらゆることが快適で簡単に感じられるのもこのタイプの強みだ。  反面、ほんの少しでも当て方が自分のタイプからずれると、一気に悪循環に陥りやすくもある。       【結論】   重要なのは、ここまで説明していきた3つのアンブシュアタイプは、自分や指導者が選ぶものではないという点にある。タイプは、奏者個有の解剖学的特徴によりどれがいちばん機能するかによって決まるのだ。   多くの奏者が、自身の身体的特徴に合致しないアンブシュアでいまも演奏している。それでもかなえい上手に演奏ができていることもあるが、本来その奏者に適したアンブシュアで演奏をすることによりできるようになるはずのことまでは決してできない。   奏者によっては、音域によってアンブシュアタイプを変えていることすらあるが、その場合は明らかな断絶が生まれ、それをカバーする無理な奏法を非常な努力を伴って行ってごまかしている。   本人の解剖学的特徴にフィットしない方法で演奏を続けているうちに、アンブシュアがまったく機能しなくなってしまうという経験をする奏者もいる。   金管指導法において、アンブシュアタイプの分類モデルを用いるという方法は決して新しいものではない。ドナルド・ラインハルト がわたしが知る限り初めてこの方法を指導法のなかの重要な要素に位置付けた者だ。   わたしは実際にラインハルトに師事したダグ・エリオット にこの方法を教えてもらったわけだが、このエリオットはラインハルトのモデルを整理・単純化してこの記事で紹介した3タイプモデルを作ったというわけだ。   この記事は、とても複雑でまだ理解があまりされていないテーマの表面をさっと撫でただけのものだ。もし金管のアンブシュアについてもっと深く知りたいならば、このビデオ(英語)で各アンブシュアタイプについてもっと詳細に解説しているのでご覧になっていただきたい。 […]

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